|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『ウォールズ・オブ・ジェリコ』(Walls Of Jericho)は、ドイツのヘヴィメタルバンド、ハロウィンが1985年12月に発表した初のフルレンス・アルバム、およびそのアルバムの1曲目に収録されている楽曲のタイトルである。オリジナル盤はノイズ・レコード、日本盤はビクターエンタテインメントから発売された。 1994年10月21日に、LPジャケット・スペシャル・コレクション(紙ジャケット仕様)が発売された。 単体発売の他、本作とミニアルバム『Helloween』の楽曲、シングル『Judas』の表題曲をひとつにまとめ、『ハロウィン/ウォールズ・オブ・ジェリコ/ジューダス』(Helloween/Walls Of Jericho/Judas)として発売されたこともあった。これについても本項で述べる。 == 解説 == *前作『Helloween』はスラッシュメタル色が強かったが、本作では叙情的なメロディを強調したパワーメタルへと変化し、後にメロディック・パワー・メタルと呼ばれるサウンドを確立した。イギリスのバンド、マリスの『In The Beginnig』のプロダクションを真似しようとしたとマイケル・ヴァイカートはインタビューで答えている〔『Helloween/Walls Of Jericho/Judas Expanded Edition』ライナーノーツ〕。 *ドイツ国内での総売上は約11万枚を超え、セールス面でアクセプトと並ぶ(マイケル・ヴァイカート曰く「おそらくスコーピオンズと張り合う位」)程のヒットとなった〔『Keeper Of The Seven Keys Part 1 Expanded Edition』ライナーノーツ〕。 *ヴァイカートは、本作の製作に専念するために通信販売サービス(注文のあったレコードを棚から取り、それを送付担当者に渡す係)の仕事を辞めた。退職から数ヵ月後、ミニアルバム『Helloween』にサインをするために元の職場に出向いた〔。 *ジャケットはハロウィンのマスコット「Fang Face」が戦いが行われている城を打ち砕いているイラストで、ヴァイカートが考えたものである。後にヴァイカートはこのFang Faceが、アイアン・メイデンの真似をしている(デザインがアイアン・メイデンのマスコットキャラであるエディと酷似している)という理由で嫌いになったため、本作以降登場していない。ただし、Fang Faceと同じく、マントを纏った人物(顔は描かれていない)は『守護神伝』シリーズや『The Time Of the Oath』に登場している。 *イギリスのロック専門誌『ケラング!』の編集者のサヴィアー・ラッセルは、とある日曜日の晩に彼を訪ねてきたメタリカのドラマーであるラーズ・ウルリッヒと一緒に、ウォッカを飲みながらスカッシュのラケットをギターに見立てて本作のプレイを真似したという〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウォールズ・オブ・ジェリコ (アルバム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|